ウェブサイトもプロポーショナルの時代へ

技術記録

今までウェブのフォントといえば等幅が主流…というか、非等幅フォントを使っても等幅表示が普通でした。
CSS3では、いくつかの設定をすることで、より読みやすいプロポーショナルでの表示が可能になりました。

#font-feature-settings: “palt”

 フォントにそもそも備わっているカーニング機能を使えるようにするCSSです。それだけじゃなくて合字とかなんか色々と設定できる項目があるそうです(色々書くのもいいけど、他のサイトのコピペになるから省略)

ですが、Windowsではカーニングが使えるフォントがあまり多くありません。デフォルトで入っていて使える、そして文字が綺麗なものといえば游ゴシックくらいです(しかもこのフォントはWindows7非搭載)。でも、macOSで表示させる時にはもっと綺麗なフォントがあるので使いたくない…そんな時は、Windowsのみに効くよう書けばうまく行くはず… なので、以下の通りに書いて、macOS用のフォントはその前か後にでも書けばいいのかな…?

CSS:

.letter {
/*--Windowsのみに游ゴシックが効く--*/
  font-family: "Yu Gothic", "游ゴシック", sans-serif;

/*--フォントが対応していればなんでも効く--*/
  font-feature-settings: "palt";

/*--こう書くのが正式だけど最後の1は省略可--*/
  font-feature-settings: "palt" 1;
}

#letter-spacing: .1em

 font-feature-settingsだけでは文字が詰まりすぎてしまう場合、字間の調整が必要となります。そんな時に使えるのがこのletter-spacingです。pxでの指定でもいいのですが、わたしはemが好きなのでemでの指定でなるべくできるようにしています。

#text-align: justify

 文章は両端揃えの方が見栄えがいいよねってことで、古くからあるこれも一緒に設定しておくと幸せ。

#参考文献

日本語フォントこそ指定したい自動カーニング https://ics.media/entry/14087/
もし、HTMLのテキスト周りでデザイナーからこんなお願いをされたら… https://qiita.com/ryosukemaehira/items/3af1196b9947dec79ed5

タイトルとURLをコピーしました