ひとまずアニメ制作会社の社員としての最初の半月を終えたので、今時点での感想とかをまとめていきたいと思う。まあ、守秘義務的なところを多分に含んでいるので、仕事内容はあまりメモできない気がしてる。入る直前での投稿についてはこちらを参照してください。
TL;DR
なんとなくうまくやってます。やれてる気はしないけど。でも、今のところ業務内容と人間関係は良好です。
今のところは研修中

最初の三か月は業務委託契約の期間で、研修と称していろんな内容の練習をする時間になっている。また、本番環境の素材を使ってスキャンとかの雑務も行ったりしている。ほかの社員は全員自分より3-5歳も若くてすでに一人暮らしをしているような割と状況的に一周も二週も遅れている状況ではあるけど、何とかついて行ってるのではないかな。でも電話対応(というか営業電話)だけはどうにも慣れない。始業時間が11時なのは通勤時間に2時間くらいかかる身としてはとてもありがたい。終わりはその分20時になってしまうけど、今のところは雑務ばかりなのであまり気になってはいない。というか、終電までのマージンが3時間半しかないのは正直怖い。でも、夜遅くに原画回収はなるべくしないようにって言われたので、よく朝一番に回収できればいいのかなって思う。
外回りとかも結構楽しい

外回りで原画回収とか原画入れとかを車使ってやるんだけど、気分転換になって楽しいなって思う反面、東京の道はとにかく難しく、運転がラフになったりもして怖いとも思う。原画とか参考資料を渡しに行くだけで片道一時間かけるのは特に繁忙期にはもったいない時間になるんじゃないかなって思うんだけどどうなんだろうか。東京の道って、走ってたら突然右折専用レーンになってたり、レーンが消えたりするから怖い。雨だけどみんな(法定速度は40km/hなのに)50㎞/hとかだしてたりもするしね。まあ、信号が腐るほど多くてちんたら走ってたらみんな引っかかるからさっさと行きたいのもわかる。しっかし、ずっと座って作業するのも大変だから、こういうちょっと外の空気を吸える機会があると楽しいなって思えていいよね。
意外と女性の多かった所属部署

実は求人2名っていうのは自分が応募する前には終わっていたらしく、なぜそうなったかってと、2人採ったけど1人は入社4日目でやめたらしく、欠員が出たので募集していたところに自分が入ったってことらしく、自分と一緒に入るだろうなって思っていた人は1か月も早く既に入ってたことになり、だいぶ同期感は薄い。そんで、もともと制作部署には3人の社員がいたけど、珍しく全員女性でデスクもいない感じだった。デスクを代表が兼ねていることを知ったので、つまるところ「制作進行以上の職位にはなれない」ことがほぼ確定しているともとれる。長期的なキャリアパスを考えたら相当やばい気がする。どうしたものか。
我慢ならんところ
とにかく不衛生…
なんでみんなこんな汚い環境を何も感じないで勤務できるんだろう? そう思えて仕方がない。ごみ屋敷で生活しているのか? そういうゲスな考えも思ってしまうほど、あちこちが衛生的でない。トイレはとにかく匂うし、給湯室のシンクは水垢だらけ、食器類はぬめりがあるし、床にはごみが散り放題。トイレのタオルは長期にわたり交換されていないし、そのタオルもたまるまでは洗濯に出されない。決してきれい好きでも掃除が好きでもないんだけど、これをやらなければ快適に仕事はできないと思うようになった。しかしながら誰もこれまで気にならなかったから共感を得ることは難しいだろうと考え、まずは自分が率先して掃除を励行して周りを巻き込んでいくことにした。
衛生的な環境だからといって能率は上がらないが、不衛生な環境は能率を下げる
わたしはそう思えて仕方ないのです。
諦めて自分が衛生維持担当になることにした
あきらめるにしても何もやらないというのは潔癖には厳しいものがある。匂いのきついトイレに入るのには躊躇するし、電子レンジも毎日使うものだから、どうにかしてきれいなものを使いたい。そうなったら自分が掃除してきれいな状態を維持するほかなかった。ごみ箱も山のようになっているものがあれば袋の交換やゴミ出しをすることとし、毎週のごみの日には回収に出すよう提唱していくことにした。まずは最も汚れやすい水回りの清掃を行うことで、それ以降の掃除をしやすいようにした。トイレの手拭きをタオルからペーパータオルにするように訴えて(再)導入させることにも成功した。まずは一回目の清掃も実施できたので、これ以降毎週のように床掃除くらいはさせようかと思っている。
総じていうなら
衛生面に関しいろいろ思うところはあるものの、3か月、研修期間が終わるまでは何とか頑張れそう。それ以上に関しては忙しさ等々がわからないのでまだ何とも言えない。でも、まずは3年を頑張り通したいと思う。